日本アイリッヒは2024年4月に設立50周年を迎えました。これまでの社史を振り返ると、日本の主要産業の変遷と当社製品の主な販売先の事業分野は密接に連動してきました。例えば1970年代には高度経済成長期における大気汚染等の環境問題への関心が高まり、環境関連機器メーカー向けの産業用ミキサーの開発・販売が多くなりました。1990年代に入ると自動車産業のグローバル化に伴い、自動車部品を製造する鋳造メーカー向けの産業用ミキサーが主力製品となりました。このように、時代と共に当社製品が必要とされる産業分野は変わってきましたが「砕く・混ぜる・粒を作る」という技術や性能は、産業用ミキサーにおいて永久不変のものです。だからこそ設立50周年という節目に、技術や性能をさらに突き詰めて研究するための新しい研究開発拠点「Eirich Global Innovation Centerアイリッヒグローバルイノベーションセンター(EGIC)」を立ち上げることになりました。